家族葬で葬儀を行うという方はここ数年で大きく増加しました。
価値観が多様化し、家族だけで葬儀を行いたいという方が増加したのです。また新型コロナウイルスの感染防止という観点からも小規模で行える家族葬が増加しています。

とはいえ、家族葬は比較的新しい葬儀の形です。
家族葬を行ったことでトラブルを招くという可能性もゼロではありません。ここでは家族葬で起こりやすいトラブルについて見ていきます。

まず、家族葬の一番の特徴である、少人数で行うという点に関してトラブルに発展することがあります。
葬儀が終わった後に家族葬に呼ばなかった方から「なぜ自分を呼ばなかったのか?」と言われてしまうのです。
これについては事前に家族葬で葬儀を行うことを伝えておき、理解を得ておくことでトラブルを避けられます。
故人様の意思で家族葬を行うということをしっかりと伝えておくことが重要です。

また喪主側で参列する予定がなかった方が、当日になって参列するというケースもあります。この場合、返礼品が用意できなかったり、お通夜の席が確保できないなどといったことで、トラブルとなることもあります。
これは家族葬が終わった後に訃報を通知することでトラブルを避けることができます。
事前に訃報を流さなければならないという場合は家族葬で葬儀を執り行うこと、参列を遠慮してほしいということを明記するようにしましょう。

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