「周りの友人たちが終活を始めたと言っていた。エンディングノートというものがあるそうだが、一体どういったものなのだろうか。」
「終活の一環として、エンディングノートを作成しようと考えているが、どうやって作成するのがよいのだろうか。」
エンディングノートについて、このようなお悩みの方は決して少なくありません。
このページでは、終活にまつわる数多くのキーワードのなかでも、エンディングノートの書き方についてスポットライトをあてて、ご説明してまいりたいと思います。

■エンディングノートとは
エンディングノートとは、終活の一つとして作成する文章のことで、自分が亡くなった後、ご家族や親しい友人といった方々に向けて書かれたものをさします。
エンディングノートを作成することで、自分の人生について知ってもらったり、自分の想いを伝えたり、願いを託すこともできます。
終活の一環として遺言書を作成する方もいらっしゃいますが、遺言書は亡くなった後に法的な効力を持たせることに重きを置いているため、主に相続で用いられるものです。
そのため、遺言書にはその作成方法が非常に細かく決まっており、おひとりで作成するのは困難です。
また、法的な効力が必要な事項以外については記載しないのが一般的ですので、遺言書に記載できる内容は非常に狭いのです。
こうした遺言書と比べると、エンディングノートは自由に作成することができるものであるといえるでしょう。

■エンディングノートの書き方
エンディングノートは、何か書かなければならないものが決まっているということも、書き方が決まっているということもありません。
筆を執られる方が自由に書くことができるのが、エンディングノートの特徴なのです。
一般的には、いままでの人生を振り返った思い出話や、家族にどう生きてほしいかといった希望を書かれる方が多く、葬儀の方法などについて希望される方もいらっしゃいます。

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