家族葬とは参列者を親族など身近な方々に限定して執り行う葬儀のことをいいます。
近年は新型コロナウイルスの流行や価値観の変化もあり、家族葬を選択する方が増加しています。

そこで家族葬のメリットやデメリットについて確認していきます。

まず、家族葬のメリットについてです。

○喪主の負担が軽減される
家族葬の特徴の一つに、参列者が少ないことが挙げられます。
参列者が少ないため、喪主が参列者への対応で追われるということは想定しにくく、ゆとりをもって故人様とお別れをすることができます。
また参列者が少ないため、お通夜の費用や返礼品の費用を抑えることもできます。

○比較的自由な形で葬儀を執り行うことができる
一般的な葬儀であれば形式も重要といえますが、家族葬では故人様や喪主様のご希望に沿った比較的自由な形で葬儀を執り行うことができます。
例えば故人様が生前好きだった音楽をかけたり、趣味の物や思い出の品を展示するなどといったことができます。

次にデメリットについて見ていきます。

○家族葬への理解を得られない可能性がある
家族葬は比較的新しい形の葬儀であるため、家族だけで葬儀を行うことに対する理解が深くない方もいらっしゃるかもしれません。
家族葬は参列者を限定するため、お呼びしない方には後日、訃報とともに葬儀を終えた旨を伝えることになります。
そこで呼ばれなかった方から「なぜ自分を呼ばなかったのか?」とトラブルとなることもあります。
このような事態を避けるために親族や故人様と関係が深かった方を家族葬にお呼びするようにする、または家族葬に対する理解を得ておくことをおすすめいたします。

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